コサージュ、幼稚園の頃から、なぜか、これに魅了されていた。(笑)
街に母と買い物に行き、それを見つけるとその場所を動かなかったそうです。
じっと見つめていたという話です。
おぼろげに、覚えていますが、現在の私は、全くそんなことはありません。
好きでも嫌いでもありません。
今、これをつける事はまずありません。
小さい頃のイメージは、特別な時に胸につける花というイメージです。
結婚式、入学式、卒業式には、必ず女性の服につけるという物です。
私の記憶の中では、ピンクと白の花弁の組み合わせが多かったような気がします。
しかし、その頃、私が好きな色合いは、なぜか黒だったようです。
母の話しですと、ワンピースを作る時の生地を姉と私の分を買うにあたり、姉には黒のレース、私にはピンクのレースと購入すると、私が必ず、黒のレースの方で作ってくれと、言ったということです。
作って着せて見ると、やはり、私には黒がとても似あい、姉はピンクがとても似あっていたということでした。
あー、これはコサージュとは関係ないですが・・・
というわけで、私は、可愛い色の物より、少し渋めの色の物に引かれていたようです。
最近は様々な色の物がたくさん出回っています。
もちろん大きさも色々あるのでしょうね。
この定義は、女性がドレスや衣類につける花飾りのことです。
生花・布・紙などの造花で、リボンやチュール等を足して作ります。
慶事の服等を引き立たせるために、肩・胸部・腰などの胴部や手首に着ける物だと、書いてありました。
私の子供の頃は、小学校ぐらいまでの卒業式・入学式等の親の服装はほとんどの人が着物をきておりました。
さすがに中学の入学式は、母はスーツでした。
胸元に花をつけていました。
ピンクや白の花だったような記憶です。
他の方のお母さんも、数人は着物でしたが、洋服を着ていた方は、ほとんどが黒のワンピースかスーツでした。
黒ですから、うすい花が映えますから。
その頃はピンクや白が多かったのでしょうか。
私はその頃、ブルーや渋めのグリーンが好きでした。
小学年の低学年の同級生の中に、家が小物や雑貨などを販売している子がいました。
その店にも、コサージュが売っていました。
私は、母にねだって、ブルーの色の物を買ってもらったような気がします。
私の服にそれが似合う訳でもありませんから、引き出しの中にそっとしまって、幾度も取り出しては、眺めていたことを思い出しました。
母にしてみれば、どうしてこんな色が好きなのか、きっと不思議に思ったことでしょうね。
母は、一度も、何故その色が好きなのかを、聞く事はありませんでした。
でも、今にして思えば、親としては不思議だった事でしょうね。
しかし、その頃の私は、ピンク・白・きれいな緑色などは魅力がありませんでした。
この渋い色の好みは、25歳ぐらいまで続きました。
きれいな色の服は一切ありませんでしたね。
でも、娘の幼稚園の入学式の時は、ピンクのブラウススーツに、白いコサージュを付けました。
後ほど、写真を見て、う〜ん、なかなか似あって(笑)いましたので、それからだんだんと明るい色を着るようになり、身につける物が明るい物になってきたような気がします。
花を付けることにより、多少なカジュアルな服もお呼ばれ着になることもあります。
花の大きさでも用途が変わってきますし、花の種類によっても雰囲気がかなり違ってきますね。
例えば、大きなバラですと、やはりおめでたい席が似あっていますし、カメリアなどで黒ですと、喪服に付けてもおかしくありませんね。
こうなると、自分のセンスが問われます。
比較的小さな花ですと、カジュアルにもOKです。
また、リボンやチュールの添え方でも、ずいぶんと花の雰囲気が違ってきますので、使いまわしは可能です。
パーティー等では、胸元に飾ることだけでなく、手首に巻くと、とてもキュートな感じになり、若々しさがでます。
長めのネックレスに花を飾りますと、華やかになります。
今の私は、幼いころと違い、きれいな色が大好きです、歳をとったせいか、渋目に色に心を引かれることはなくなりました。
充分、自分の年齢が渋くなったようですので・・・・・。
色も渋い、年齢も渋いでは、若々しさがありませんよね。(笑)
昔と違い、今では洋服を購入時に共布での花が作ってあったり、その服に合う花が付いている場合があります。
フォーマルな服だけでなく、カジュアルな服にも付いています。
フォーマル服などは、ネックレス・コサージュ・バッグなどがセットになっており、おめでたい席や悲しみの席等にすぐに使用できるようになってあるようです。
現在は、おめでたい時にあまり黒の服を着用することが少なくなっていますね。
黒を着るにしても、ジャケットを色ものにして、華やかな装飾品を付けますね。
確かに黒は、誰にでも似あう色ですし顔色をきれいに見せるよう気がしますが、やはり華やかさには欠けるように思います。
しかし、若い人の地味な色は、反対に若さを強調してなかなかカッコイイと思う事もあります。
私も幼い時に、渋めの色のものが大変好きでしたので、大いに着用すべきだったかもしれませんね。
今となっては、凄くきれいなグリーンや黄色や鮮やかなブルーが大好きな私です。
ただ赤は、物心ついてから一度も着た事がありません。
今後、着ることもなさそうです。
しかし、胸元に飾る花ぐらいは、赤色で挑戦しても良さそうですね。
私の娘は、夏になると髪をアップして花飾りをつけます。
もちろんパーティーや式典などという特別な場面ではありません。
普段着につけていきます。
大きな花ではありません。ピンに小花が付いた物です。
バランス良く髪につけると、とてもかわいいです。普段使いにピッタリですよ。
大きな花ですと、パーティー等につけますと、一層華やか雰囲気を醸しだしますね。
色々なシーンに使い分けていくことが出来ます。
大げさに言えば、コサージュは、様々な自分の心を演出することが可能な物のようです。
冬には、ストールにつけても、カッコいいし、お洒落です。
私の持っているスカートのウエスト部分にも、共布で花が付いているスカートもあります。
ベルトに花がついている物もあります。
女性にとって花は、特別な物でもあるし日常のあたり前の物でもあるようです。
私自身、今はきれいな色が好きになりましたが、デザインとしてはすっきりした感じが好みですね。
あまりチュールレースやリボンなどをたくさん使ったものより、インパクトがある色づかいで一輪の花という感じが好きですというか、最近はそんな感じのもの多くなってきているような感じがします。
ビジューが花の中心についていたり、パールやラメがついていたり、花の下にフリンジがあしらっていたりするものが、多く出回っているようです。
もちろん昔えは、デザインが違っていますが、花であることは間違えありません。
小さな花は、様々なシーンに対応できます。
小花は、数本集まれば大輪になりえますし、1つであればどんなカジュアルな服にでも対応できます。
1輪1輪使っても、ステキなコサージュになりそうです。
ヘアーアクセサリにしても、小花は大活躍です。
大きな花よりも、使い勝手は良さそうです。
つまり、どんな服でもおかしくないということです。
花のアクセサリーは、女性にとっては切っても切れない大切な物ですし、歳を重ねても使いたいアクセサリーです。
花は、女性にとって大切な人生の一部のような気もしてきました。
確かに花がなくなったからといって、生きるのに困るわけではありませんが、心の癒しやお洒落にはなくてはならない物です。
コサージュの付け方については、鎖骨あたりつけると美しく見えるそうです。
右か左かという決まりはありません。向きとしては、茎が上向きでも下向きでもかまいません。
茎が見えない方がいいということと、花が上向きに見えるように付けることが望ましいということです。
基本は、茎が下だということです。
ただ、迷った場合は、背が高い人の時は茎を上向きにすると茎が見えづらいという事だそうです。
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